住宅ローン4,000万円、10年後はいくら残る?
今回の条件では、35年ローンの10年後残債は約2,996万円、40年ローンは約3,145万円です。40年ローンは毎月の返済を約11,772円抑えられる一方、10年後には約149万円多くローンが残ります。
これは「どちらが正解か」を示す数字ではありません。毎月の家計に余裕を持たせたいのか、元金を早く減らしたいのかで、受け止め方が変わります。
なぜ10年返済しても、これだけローンが残る?
住宅ローンの毎月返済額は、借りたお金である「元金」と、借入に対する「利息」で構成されます。毎月支払った金額が、そのまますべて元金から減るわけではありません。
元利均等返済では毎月の返済額が原則一定になるよう計算され、返済初期ほど返済額に占める利息の割合が大きくなります。そのため、10年間きちんと返済しても、想像より元金が残っていると感じることがあります。
35年ローンと40年ローンで何が違う?
同じ4,000万円・金利1.0%でも、返済期間を5年延ばすと毎月返済額だけでなく、総返済額や将来残債も変わります。
40年ローンは月々の負担を抑えやすい反面、返済期間が長いため総利息が増え、同じ時期の残債も多くなる傾向があります。
35年・40年ローンを比較する10年後に家を売るなら「残債」だけ見てはいけない
仮に10年後のローン残債が3,000万円なら、3,000万円で売れれば十分とは限りません。住宅の売却では、仲介手数料、印紙税、抵当権抹消に関する費用などが発生する可能性があります。
想定売却価格 − 住宅ローン残債 − 売却費用
売却後に手元へいくら残るか、あるいはいくら不足するかは、この式で考えます。実際の費用は契約や物件によって異なるため、売却前には不動産会社や金融機関へ確認してください。
家を売ったらいくら残るか計算する本当に考えたいのは「その家を10年後に売れるか」
一般的な住宅ローンシミュレーションでは、毎月の返済額を中心に確認します。KURACALでは、毎月払えるかに加えて、将来ローンがいくら残るか、その時点で家がいくらで売れそうかまで一緒に確認できます。
よくある質問
住宅ローン4,000万円は10年後いくら残りますか?+
金利1.0%・元利均等返済・ボーナス返済なしの場合、35年ローンでは約2,996万円、40年ローンでは約3,145万円です。
35年ローンと40年ローンでは10年後の残債はどれくらい違いますか?+
今回の条件では、40年ローンのほうが約149万円多く残ります。金利や返済条件によって差は変わります。
住宅ローンが残っていても家は売れますか?+
売却代金や自己資金で住宅ローンを完済し、抵当権を抹消できれば売却できます。事前に金融機関や不動産会社へ確認してください。
住宅ローン残債より高く売れれば問題ありませんか?+
残債のほかに仲介手数料や印紙税などの売却費用がかかる可能性があります。売却価格から残債と売却費用を差し引いて確認する必要があります。
繰り上げ返済をすると10年後の残債は減りますか?+
一般に元金を繰り上げ返済すれば将来の残債は減ります。ただし手数料や返済方法は金融機関によって異なります。